前回のおさらい
マイトの葬式にて幽霊となった彼に遭遇したエン。成仏させてくれと訴えるマイトに対し、エンはあの世への道を閉ざしていた雷雲を払った! しかしそこから現れた魔物を退治しようと試みるもあの”第三の眼”が開かない! 突如危機に陥る二人の前に現れたのは、八雲のばあさんだった……。
「あ……あの人は……?」
「ば、ばっちゃ⁉」
二人の前に現れたのは、あの霊媒ばあさん❝八雲❞であった。八雲は二人をかばうように魔物と対峙する。そして手にした錫杖を振りかざしながら、呪術を使って魔物の動きを封じたのだ!
「エン! 今のオヌシにはまだその呪術は扱えんじゃろぅ……。因みに最後の呪文は❝魔❞! 黄龍伏魔(こうりゅうふくま)じゃ!」
「そうだ! それだ! ばっちゃありがとう‼ でも……どうしてここに⁉」
「……不穏な邪気を辿ってここまで来てみたが、まさかオヌシが魔物に立ち向かっていようとは露とも思わなんだ。いったい何があった⁉」
「え、えっと……マイトが成仏できないって言うから、何とかしようと思ってそれで……!」
「まあよい、どうやら間に合ったようじゃな。しかし喜ぶのはまだはやいぞ……」
その言葉通りだった。どうやら魔物の動きを封じる八雲の呪術はそう長く持ちそうにないようだ。魔物に向けて掲げる錫杖が震え出している……。
「ばっちゃ……どうしよう……」
「エン……残念じゃがワシの霊力でもあの呪術を扱う事は不可能じゃ……」
「えぇっ⁉」
「しかしエン……ワシの読みが正しければ、オヌシはこの魔物に打ち勝つことができるやもしれん!」
「ばっちゃ……」
「……とうとう……この時がきたようじゃな……!」
そう言うと八雲は、錫杖を持つ手とは逆の手で背負っていた風呂敷を地面に置くと、スルスルと包を開いていった。すると中から現れたのは見覚えのある❝漆塗りの木箱❞であった!
「えっ⁉ ばっちゃ! これって!」
「エン……ワシの呪術もそろそろ限界じゃ。魔物が……動きつつある!」
ギチ……ギチ……
確かに、まるで凍りついたかのように微動だにしなかった魔物の体が徐々に蠢きだしている!
「今は何も言わずに、その木箱に入っとる❝陣羽織❞を羽織るのじゃ‼」
「わ! 分かった‼」
エンの読み通り、その木箱にはやはり見覚えのある陣羽織が収められていた! 恐らくあの桜祭りの夜にハヤト達から託された❝妖力増強陣羽織❞なのだろう。なぜそれを八雲が所持しているのか……それは分からない。しかしそれを手に取ったエンの脳裏に❝勝利❞の二文字が浮かび上がった!……だがその瞬間‼
ギィィイイイイイ‼
ついに魔物が活動を再開してしまった‼
「二人とも‼ 危ない‼」
遠巻きに二人を見ていたマイトが叫んだ! その瞬間!
ギギャーーーーー‼
バァアアアアン‼
魔物は腹部の針で再び攻撃を仕掛けてきた!
「ぅあああああっつ‼」
間一髪攻撃を避ける二人‼ しかしその凄まじい攻撃は大地を穿ち、土煙と共に陣羽織が宙に舞った!
「しまった‼」
「エン‼ 急ぐのじゃ‼」
「うぉぉおおおおおおおおっつ‼‼」
エンは雄叫びを上げながら風に流されていく陣羽織を追いかけた!
ギャィイイイイイイイイ!!
更にその背中を魔物が追いかける‼
「うぉぉおおおおおおおああああっっつ‼‼」
そして魔物が再び攻撃を仕掛けるとのほぼ同時に、エンは大地を蹴り! 陣羽織をキャッチしそれを身に着けた‼ すると……。
ズバーーーーーン‼
着地したエンの体を中心に凄まじい波動が放たれた‼
ギィイイイイヤアアア‼
その威力にたじろぐ魔物の目の前には、額に第三の眼を輝かせた❝赤き少年❞が佇んでいた!
「あ……あれは……八神! ……なのか⁉」
マイトは、その容姿を大きく変えたエンの姿に驚愕していた。だが、その少年はまさしくエンそのものである。そしてその陣羽織こそ、第三の眼を開眼させるための鍵であった!
ところが……マイト以上に驚愕していたのは、なんと意外にも八雲であった!
「な、なんと……‼ あの祭りの魔物を斬ったのはお主じゃったか‼」
そう、着る瞬間を目撃しない人物には別人として認識される陣羽織の効力。それは八雲も例外ではなかった……。八雲はこの時初めて、あの時の少年がエンだったことを知ったのだ!
「しかしワシの読みはやはり正しかった! ずっと……この時を待っておった! 今こそ戦うのじゃ……
『新たなる❝白毫使い❞よ‼!』」
「びゃくごうつかい……ばっちゃ……これって一体……⁉」
その時だ!
ギギィイイイイイ‼
ズガーーーン‼
魔物が再び攻撃を仕掛けて来た!
「うわぁっつ‼」
「エン! ……詳しい説明は後じゃ! まずはお前さんに白毫使いとしての戦い方を教えてしんずる‼」
「わ、分かったよ‼」
こうして、ついに魔物との決戦が始まった‼
「よしエン! まずはオヌシの左手に出現しておる❝篭手❞に力を込めてみよ!」
「う、うん!」
八雲の言う通り、エンの左手には不思議な形の篭手が現れていた。その篭手はエンの全身を覆う赤いオーラと同じ色をしており、手の甲にあたる部分には❝不動明王❞を表す梵字が刻まれている。そして、その手に力を込めた瞬間!
「うわぁっ!」
梵字の部分から眩い光の玉が出現した!
「よし……! 今度はその光の玉を右手で掴むのじゃ‼」
「分かった!」
エンは言われた通りにその光の玉を右手で握りしめた。すると!
「これはっ‼」
そう!その手にあの龍を倒した赤き刀が出現したのである‼
「エン! それがオヌシの魔物を滅ぼすための矛! ❝白毫神器(びゃくごうじんぎ)❞じゃ‼」
「白毫……神器っ‼」
「さぁ! 今こそ眼前の魔物と刃を交えるのじゃ‼」
「よぉおおし! うぉぉおおおおおおおおおおおおっ‼‼」
そう言うとエンは魔物に向かって飛びかかった!
「テヤッツ! ハッ‼」
ギキイイイイイイ!
エンは掛け声とともに魔物の体を神器で切り裂いていった!!
「うむ! よいぞその調子じゃ! そのまま魔物の体を覆う装甲を破壊するのじゃ‼」
「とりゃ‼ せいっ‼」
ギヤィイイイイイイイ‼
「いいぞ八神! いける‼」
その光景を、マイトも固唾を飲んで見守った!
エンは魔物の体を覆った甲殻を切り落としてゆき、おびただしい数の傷を刻んでいく! そしてそのさなか、エンは不思議な感覚に陥っていた……。ボールもまともに投げられないほど運動神経の悪い自分がこのように動く事などできないはず……。増して刀など握ったこともない。ところがエンはこの時いとも簡単に、華麗なる刀裁きで魔物を切り刻んでいたのである‼ ……そして‼
ズバっ! ズバっつ‼
ギィヤァアアアアアア‼‼
エンついに魔物のハネを切り落としたのである‼
ズーーーーン!
魔物は轟音と共に地面に墜落する‼ それを見た一同は思わず歓喜の声を上げた!
……しかし安堵するにはまだ早い。魔物の息の根を止めた訳ではないのだ。魔物はその重たい体を引きずりながら、その場から退散すべく動き出した!
「エン……まだじゃ‼」
八雲の言う通り、魔物はズルズルと地を這い退散せんと蠢いている! そしてあれよあれよという間に魔物は寺の屋根へと登って行ったのである!
そして、魔物はエンがここまでは追ってはこれないと判断したのだろう……。屋根の上で背中の羽を再生させ始めたではないか!
「くっ……いかん! ヤツは逃げる気じゃ‼」
「っ⁉ そうはさせない‼」
焦る八雲にそう言い放つと、エンはあの桜祭りでの戦いのように、大地を蹴って凄まじい跳躍力で宙へと舞った‼
「(おお! あヤツ、跳躍白毫(ちょうやくびゃくごう)の持ち主であったか‼)」
「ぅおおおおおおっつ‼」
そしてエンも寺の屋根へと降り立つと、ついに魔物へとトドメを刺すべく最後の一撃を繰り出した!
「これで……終わりだぁぁあああああっ‼」
ザシュッツ‼
「やった!!!」
それを見たマイトは思わずそう叫んだ‼ ……ところがだった。
……
…………
………………
キシャァァァアッツ‼
「えっ⁉」
エンは首を傾げた! 何故か魔物はまだ生きているのだ‼ それどころか次の瞬間! その腕を振り上げエンに攻撃を仕掛けてきた!
ズバーーーーン!!
「うわぁあっつ‼」
「八神ぃぃぃいいいい‼」
そしてエンは、何と魔物の一撃を喰らってしまったではないか! それだけではない! あろうことかエンは屋根から突き落とされてしまったのだ‼
「いかん! エンよ‼ 足から着地せねば一巻の終わりじゃ‼」
「⁉」
八雲の言葉に促され、真っ逆さまに落ちるエンはとっさにその身をひるがえす! そして次の瞬間‼
ドスーーーンッ‼‼
鈍い音が鳴り響き、エンが落下した場所から土煙が立ち昇った!
「(くそ! ……ダメか⁉)」
ここまでか……マイトがそう思ったのもつかの間。
「ふぅ……」
エンはしっかりとその足で、大地を受け止め一命を取り留めていた!
「八神っ‼ ……アイツ! 大丈夫なのか⁉」
「大丈夫じゃ。ヤツは凄まじき跳躍力の持ち主……。足で着地すればどうという事はない!」
「そうかよかった……って、ええっつ⁉」
「何じゃ! 大声出して……!」
「あなたも……俺が見えるのか⁉」
「当然じゃ‼ 巷で何年❝霊媒ばぁさん❞と呼ばれとると思っちょる!」
「そ、そうでした‼」
しかし安心するのはまだ早い! エンによる重い一撃を喰らったはずの魔物はやはり今も生きている! そしてあろうことか羽の再生も完了間近である!
「ど、どうして魔物は生きてるんですか⁉」
「ああ、あヤツは巨大な魔物へのトドメの刺し方を知らんからの……」
そう言うと八雲はエンに向かって言い放つ!
「エンよ聞くのじゃ! 魔物を倒すための最後の一撃に必要なのは❝力❞ではない! ❝精神力❞じゃ!」
「精神力⁉」
「そうじゃ! どんなに力強く刀を振るっても、魔物にトドメを刺す事は叶わん!」
「じゃぁ……どうすれば……⁉」
「よいかエン……。まずは第三の眼……白毫(びゃくごう)に意識を集中させ、その目で魔物を見つめてみよ‼」
「え⁉ わ、わかった……やってみるよ‼」
そう言うとエンはその額に己の全神経を集中させた……。 すると!
パァアアアアア……!
「これはっ‼」
何と、エンには魔物の胴の一部が光り輝いて見え始めた!
「見えたかエン! それが魔物の弱点じゃ! オヌシが装甲を破壊した結果露出したものじゃ‼」
「そうか、その一点を攻撃すればあいつを倒せるんだね‼」
「そうじゃ‼ ……じゃがよいか? あくまで最後の一撃は精神の力じゃ!」
「まだ、精神の力が必要なの⁉」
「そうじゃよく聞け! ……弱点に刃が届く間合いで!『全身の力を抜くのじゃ‼』」
「⁉」
八雲が言い放ったそれは、恐らく誰にも想像のつかぬ戦い方だろう……。体の力を抜いてしまっては、刀を振り上げることもできない。果たしてそんな事で魔物が倒せるものなのか……。マイトは思わずヤクモに問いただした。
「本当ににそれで倒せるんですか⁉ そもそもアイツ、それを知らなかったはずなのに桜祭りの龍を倒したんですよね⁉ 他に方法が……」
「うむ……あの時エンは恐らく無意識のうちにそれを実行しておったのじゃろう。開眼したばかりの白毫使いなら有り得る話じゃ……。そしてこれこそ正に、白毫使いの戦術なのじゃよ!」
ヤクモが言い放った……その時だった‼
キキイイイイイ‼
魔物の動きに一同は視線を向けると思わず声を上げた!
『あっ‼』
そうこうしている内に、魔物はとうとう羽を再生させて飛び立ってしまったのだ‼
「エン! 急げ! 全身の力を抜き、代わりに白毫に全神経を集中させるのじゃ‼ 騙されたと思ってやってみぃ!」
「わっ……分かったよ!」
そう言うとエンも凄まじい跳躍力で飛び上がり、飛び去らんとする魔物の背中を追いかけた‼
「うぉぉおおおおおおお‼」
「(エン……オヌシならできる……)」
そしてエンの体はみるみる魔物に近づいていく!
「うぉおおおおお‼‼」
「(信じるのじゃ……白毫の力を……)」
エンの体は樹木の高さを越え……建物の高さを越え……。
「おおおおおおおお‼‼‼‼」
「(信じるのじゃ……自分自身を……‼)」
そしてついに! エンは魔物に追い付いた‼
「おおおおおおおおおおおおっ‼‼‼‼‼‼」
「ワシも信じておる‼ オヌシの力を‼」
「うおおおおおおおおおあああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
そして魔物の胴に刃を向けたその瞬間! エンは全身から力を抜いた!
……
…………
目を瞑るエン……
額に神経を集中させる……!
…………
……
一瞬の静けさの中……エンの瞳の奥の暗闇に赤く輝く白毫の紋様が現れた……。白毫の周りには赤い光の輪が見え……それは徐々に白毫に向かって集束していった。そして、光が白毫に重なったその瞬間エンは自らの目を見開いた‼ すると‼
ズバババババババババッツ‼‼‼‼‼‼
エンは凄まじい威力の一撃でついに魔物にトドメを刺したのだった‼
ギィィイイイイィィィ・・・・
そして散りゆく魔物を背にエンは着地した……。普段の運動神経を考えれば明らかに乖離していたその動き。しかし体が勝手に動いていた感覚だった。そう、これこそが白毫使いの戦い方であった!
こうしてエンは再び魔物に打ち勝ったのである‼
「やったー‼」
エンは嬉しさのあまり両手を上げて飛び跳ねた。
「やったな八神!」
「よくやったエン!」
そして、エンの元にマイトと八雲も駆け付け声をかけた!
「八神……ありがとう! 本当にありがとう! 流石だな‼」
「えへへ……」
「よかったのぉ……。マイトと言ったか? オヌシ、これでようやく成仏できるじゃろう。……この寺の住職にはワシが後でキツく言っておくでの……」
「ああ……ありがとうございます……」
成仏……。八雲から発せられたその言葉を聞いて、エンは再び事の成り行きお思い出した。そして再び忘れていた悲しみが込み上げてきた……。
間もなくマイトの体からは光の粒があふれ始めた。どうやら本当の別れの時がやってきたようだ……。
「マイト……」
「おいおい! そうメソメソすんなって!」
「だけど……!」
「良いんだよ。これでいいんだ……」
「……」
「ちょっと早く向こうに行っちまうけど……この戦い見て俺……安心したよ」
「え……?」
「お前なら陰陽師に……いや本当のヒーローになれるかもしれないな‼」
「マイト……」
マイトからあふれ出す光は徐々にその数を増し、だんだんとその体が薄くなっていく……。
「……時間みたいだ……」
「マイト‼」
「エン! 元気でな! お前の事、いつも見守ってるからな‼」
「マイト……‼」
「へっ! あっと言う間にこっち来てガッカリさせんじゃないぞ!」
「うん……うん……‼‼」
「じゃぁな! また会おうな‼」
「マイト……マイトーーーーーーーーーーー‼‼‼』
そう言うと、マイトは微笑みながら消えて行った……。
エンの心に再び悲しみの感情が沸き上がった……しかし。
「エン……本当によくやった。オヌシは魔物を打倒し、一人の男を……いや、成仏できずにいた多くの魂を救ったのじゃ!」
そんな八雲の言葉に奮い立たされた。マイトのためにも絶対に陰陽師に……魔物から皆を守るヒーローになってみせる……。そう決意すると唇を噛みしめ、エンはすっくと立ち上がった……。そして気持ちを切り替えると、ヤクモの肩を掴みながらある事を問い詰め始めた。
「ばっちゃ……ばっちゃ‼」
「何じゃ⁉」
「ばっちゃ、この力の事詳しく知ってるんだよね⁉ 教えて! 白毫って一体何⁉ どうして僕がこんな力を持ってるの⁉」
「お、おお! そんなに揺するな……。よかろう、まさかこんなに早くお前さんに語ることになろうとは思っとらんかった。じゃが……とうとうこの時が来たのじゃな。よいか? お前さんはな……」
と、八雲が語りだそうとしたその時だった。
「おーーーい‼」
「⁉」
遠くの方から何者かが近づいてくる声がした。目を凝らしてその方向を見つめるとエンは驚いた!
「え⁉ ハヤトさん⁉」
そこに現れたのは、あのナイトメアバスターズの二人であった! 駆け付けたハヤトは息を切らしながら語り掛けてきた。
「はぁ……はぁ……おい、大丈夫か……」
「あぁっつ! ナイバスだ‼ また会えたーーーーー‼」
「あーーーーーーーーーーっ‼ またお前か! 何でこんな所に……」
ハヤトが言いかけたその時だった。
コツン!
「痛っ!」
ヤクモが錫杖でハヤトの頭を小突いたのだ。
「オヌシら遅いわ! オヌシらが駆け付ける前に、こヤツが魔物を倒したぞ?」
そう言うとヤクモはエンの背中をポンと押した。
「何だって⁉ コイツ一人でか‼」
コツン!
またヤクモに小突かれるハヤト。
「全く……。新たな白毫使いが現れたというのに何故ワシに教えんかった」
「そ……それは……」
「まぁよい……。いい機会じゃ。これからオヌシら三人にちと話がある……。エン……オヌシはこの後、時間はあるか?」
「う、うん! 大丈夫だよ」
「よろしい。こんな場所ではなんじゃ……ワシと一緒に八雲神社までついて来い……」
そしてナイバスとエンはその言葉に従った。
「了解……」
「分かったよ!」
そう言うと4人は今いた寺を後にするのであった――。
◆帰り道にて
「……あれ?」
ふいにエンがある事に気が付いた。
「どうしたんじゃ……?」
「いや……ちょっと待って……?」
「何じゃ?」
「もしかして元々……ばっちゃとナイバスって知り合いだったのーーーー‼⁉』
知り合いだった。